曹操様の功績

誰もが知っている三國志の英雄:曹操様。

そして私自身、特に中学に入ってからというもの、曹操様を心の師であると仰いできた御方です。様付けでないと御呼びできないので御了承願います。


そして本題。今日から三日間は、各国の君主三名の業績を私が思う範囲で少々···。


曹操様ですが、彼の名は知っている。でも、悪役で非情なイメージしかない、また、そのイメージが強いと思われている方も多いのではないでしょうか?

彼は確かに合理主義で法に厳しく、大変恐れられていました。


ですが、どうして彼のもとには優秀な人材がヤイヤイと集まったのでしょう。今回は、数えきれないほどの業績を残された曹操様の、人格について私の主観で書かせていただきます。あ、先に言っておきますが、決して贔屓とかはしません、有りの侭を書きますのでその点はご安心を。


彼が非情な面を持ち合わせていたのは紛れもなく事実でしょう。それも含め、彼の人格形成の裏には、他でもなく、彼の出生事情が深く関わっているのです。


彼は以前取り上げました官宦の家の生まれです。それが彼の一つ大きなコンプレックスを与え続けます。


彼は昔から頭は良いけれども狡猾で、悪戯ばかりをして楽しんでいました。悪戯といっても、今の子供もするようになることもある······かもしれませんが、普通に考える悪戯ではなく、略奪などの類いで父:曹嵩も手が付けられない程の謂わばうつけものでした。


しかし、彼は周りから官宦の血筋だと馬鹿にされることもしばしば。そのことが一生彼の負い目になったのだと思います。



やたら保身的なところや、有り余る野心家なところは特にそうだと思います。だからこそ彼は周りから信用されたのも事実でしょう。勿論他にも要因はありますが·····。

ですから日本の戦国武将で言ったら信長の苛烈さやカリスマ性に秀吉の独善性と言うか、コンプレックスと言うか、まぁそういう要素を持ち合わせたようなものですかね。そしてあの他人への懐疑的な態度は政宗っぽい。


まぁ取り敢えず彼はある意味ユニークな性格をしていました。
下に曹操様の主だった性格を書きましょうか。以上には詳しく述べなかったことも含めて、まとめてみましょう。

1、保身的
2、非情に見えて実は情緒的
3、他人を基本信用しない
4、野心的
5、人一倍プライドが高い
6、現実しか見ない
7、階層的役割に厳しい
8、自他共に厳しい
9、目的の為には手段を選ばない
10、独善的に見えて時にはちゃんと聞いてます
11、割りと心は繊細
12、実力や才能に目がない
13、女と酒の誘惑には勝てない
14、ずば抜けた人身掌握術。劉備と違うのは、曹操様の場合は必ず損得勘定がある。つまり計算です
15、平気で嘘をつく。そして騙して引っ掛かった様子を見て笑います
16、たまに一途

まぁ、ざっとこれぐらいですかね。まだまだあるかもしれませんが取り敢えずこの程度に止めておきましょう。

曹操様にも当然長所も短所もあります。ですが、私はそれも含めて曹操様の為には命も惜しみません、絶対に。

私も彼の巧みな人身掌握術の虜となって長らく経ちますが、知れば知るほど愛が深まりますね。私は基本軍師や文官の類いが好きですが、やはりこの方は格別です。郭嘉様でも及びません。


そんなこんなで曹操様を語りました。ほんの一部ですが····。次回は孫権にしようかな····。
とりあえず魏、呉、蜀の順番でいきましょう。


そして、パソコンが圏外なので、今、辛うじてpsvitaから書いてます。いや、携帯ゲーム機でここまで出来るって、ホント凄いですね。

伊勢に帰るまでは多分vitaから書きますので、電波が不安定で書けない日もあるかもですが、御了承ください、スミマセン。