『読むだけですっきりわかる日本史』
今回、奮発してブックオフにていくつかの本を買ってきました。(詳細はタイムライン)
そのうちの一つである後藤武士氏の『読むだけでスッキリわかる日本史』(2009年 宝島社)の古代の聖武天皇器のあたりまで読ませていただきました。
率直な感想としては客観的というか、流れや身近に歴史を見るにはいいかと。ただ、何か一言多いのではないのかなーと・・・そんな感じがしました。なので他人に勧める程のものではないかな・・・。
あと、歴史を苦手な人を対象としているのは分かるんですが、自分が大学生の視点から見ているからなのか、小学生に語りかけるような語尾の言い回しは個人的に気に食わない・・・。例えば、「○○なんだよ」「えっ?何故かって?それはね〜」的な言い回し。
自分もノリで後者の方はこのブログを読んでいただいている方はわかると思いますが使います。これはあくまで「私」的なものですから軽いノリで使います・・・。
だがしかし、いくら分かりやすさとかそういうものを求めるからと言ってそのような言葉をがっぽがっぽ入れてきたら幼いでしょ・・・。
という何とも個人的な感想でした。でも、分かりやすさで言えば確かに分かりやすい。流れを端的にまとめてあるし、ところどころ教科書にはないようなことも書いてあって良いかなってとこです。
しかし、進んで人に勧めようとは思いません。
何か日本の国旗を中華思想と同じだとか書いてあったのを見た瞬間萎えたし。あんなのと一緒にすんなっての・・・。
何故日の丸が中華思想のような発想に繋がるのか聞きたいわ。日本が日の出の国でそれを国旗に示しているから日本中心主義で周りを皆蛮族と見ている証になる。なんて無茶な理論はないよ、普通。
その辺も含めて私はこの本にとりあえず読んだところまでの評価は✩5つのうち✩2つか
な・・・。わかりやすいけど納得いかないところがところどころあったので・・・。
まぁ、これはあくまで私の個人的な意見なので色々思うところは違うかもしれません。参考にもなりませんが、参考程度に。