三國時代の女性はある意味すごい・・・
三国志と言えば、やはり活躍するのは男が中心、そして、女性は歴史の内に名前を残されないというのが基本です。(皇族や君主の親族を除く)
でも、例外的に名前が残っている人として誰もが知るかの蔡文姫(文姫は字で、名は琰)と王異さんぐらいかな・・・?月英とかはあくまで一説に過ぎず、ものによって名前が違うので正確な名称がはっきりしません。
しかし、ある意味三国志の本当の闘いは女の闘争でもあるかもしれません。実際、ホントに怖い(笑)
彼女たちのうちでも権力を手にする機会を得てしまえば本当に人が変わったり、本性が表に出てきたりと、それは酒が人を変えてしまうようなものに近いものがあるように感じます。
後漢末期の内輪もめ(霊帝の後継者争いに際しての女同士の闘争など)、夫の心移りによる嫉妬と復讐の嵐(甄夫人と郭皇后の争い、張春華の心中未遂など)、姉妹争い(孫魯班<姉>による孫魯育<妹>の謀殺など)等等・・・他にもたくさんあるとは思いますが、私は何分知識がないものでこのぐらいしか知りません・・・すみません。
しかし、時々ふとよく考えるのは、まぁ中国ではこんな感じのえげつない女性同士の話しかほとんど取り上げられないでしょうが、内に潜む賢妻と呼ばれる女性の存在です。
今私がぱっと思いつくところで、卞夫人(曹操様の側室→正室)、王元姫(司馬昭の妻)、呉夫人(孫堅の側室で孫策の実母)、衛夫人(司馬炎の夫人)などでしょうか。衛夫人は夫人になったかどうかあいまいですが・・・(笑)
ここに挙げたのはごく一部だと思いますし、まだまだもっとマニアックな女性が潜んでいるとは思います。まぁ私はあまり女性の研究とかしようということは考えていないのでとりあえず最低限のことだけ知っておけばいいかって感じでやってますが、まぁ一つ言えるのはやはりえげつないなーってことですかね・・・。
今の私たちからしたら考えられないような思考をもってたりしますし、まぁ到底理解は出来ません。
とりあえず私はまず気になっている男性武将をしっかり知っておくことから始まりますわ(笑)
ネット情報じゃなくてちゃんとした史料の実物にできる限り目を通したりと、ちゃんと自分の目で確かめたい。
そんなこんなで私の三国志生活はまだまだ続きます。