人生楽なんてあるのかな・・・。

何か色々と大変なことになりつつある今日この頃です。

ですが最早何も気にしなくなりました。なので結果オーライ、まぁ何かあっても何とかなるさ精神でまったり進みたいと思います。


ところで、今日は、私の漢文学習のコツみたいなものを少々・・・。とはいえ、私が個人的に一番いいと思う方法ですし、読んでくださってる方々にとっては全く以てどうでもいいかもしれませんが・・・(笑)

でも、今は幼少期から英語・・・ではなく漢文の素読をやらせなければならないと思います。その理由はいくつかありますがここには書きません。第一日本人なのに幼少期から日本語より英語の方がたくさん聞いてるとかさ・・・※国じゃないんだから・・・。


まぁそれはさておき、漢文と言えばまず訓読文!!なんて思ったら大間違いですよ、奥さん(笑)

訓読文は逆に読まなくても良いレベルです、必要ありません。訓点なんてものは読んだ人が自分の読みやすいように付けたメモみたいなものです。訓点付けるのに正解も不正解も本当はないんです。あんまりわけの分からない読み方されても他の人が読んだときに「??」ってなるからそれはマズいけど・・・。とにかくまずは訓点つきの漢文は触れないのが宜しいかと・・・。


漢文を始めるに当たって何が効果的かというとですね、個人的には「現代語訳」。ここから始めるのが宜しいかと。理由は、まず何より読みやすい。読みやすければ頭にもスムーズに入りやすいですよね、論文とかもそうですが・・・。
そして第二に分かりやすい。普通に現代日本語を読んでいますから普通に書き下しとか読むより意味が理解しやすいのは当たり前ですよね。

そして「現代語訳」の後は何を見るかと言えば、「白文」です。いきなりかよっ!?って思うかもしれませんが、「現代語訳」と並行して見ていくようにすると尚良いかもしれませんね。これにもちゃんと私なりの理由があります。
まず、白文にある漢字がどの現代語訳に該当しているのかを考えられます。文章を読むに当たって文法に次いで大事なのは単語の意味を知っているかどうか。これは外せません。白文のいいところは、自分で調べ自分で探し、自分で見つける。この三段階が一気にこなせるので、より知識として頭に留まりやすくなります。百聞は一見に如かず。人のマニュアルではなく自分で分からないことを見つけて調べる。これが何に於いてもマスターへの近道です(笑)
そして第二に、文型の理解がしやすい。これはどういうことかと言いますと、漢文の文章法則は英語の文法とほぼ変わりません。唯一の違いは、漢文には時間系列を表す単語(未来・過去)がありませんので、それは読み手がその都度考えなくてはならない、という点でしょう。あとは基本全く同じように読めばいいのです。白文は、訓点などの邪魔な記号が一切入っていないので、現代語訳を元にして、主語・述語・目的語・補語といった要素を探していきます。そうすると、自然と漢文の読み方が分かってきます。最初のうちは読み順を漢字の横にメモしていくなどしてやると、すぐに出来る様になります。

そしてここまで来て漸く今度は「訓点」をまずは自分で作ってみましょう。これをやるには返り点の知識が必要ですが、そんなものは学校の教育で十分習うはずなので何も心配することはないですよね。覚えてない人ややってない人は学校用テキストなどを買ってしっかり頭に返り点の法則は入れておきましょう。

「書き下し文」を書いたら今度は現代語訳をした人が付けた書き下し文と比較してみましょう。ここで大事なのは・・・答え合わせの仕方です!!

どういうことかと言いますとですね、初めに私は訓点は十人十色だから自分の読みやすいように付けるべし!と言いましたが、注意であんまり意味が分からない書き下し文になるのはマズいと言いました。これがポイントです!!


漢文を学ぶ我々の最大の敵は『文法』です。あくまで、『文法』です!!大事なことなので二回言いました(笑)

なので、この時は、自分の文章がちゃんと五文型のどれかに当てはまっているか。ということを確認しましょう。自分の作った訓点を解いたら「SOV」とか「SVCO」のような恰好の書き下しになったらそれは完全にoutです。そのような文法は漢文の世界にはほぼ存在しません。

ここまでで一通りの流れは終了、あとは何度もこの作業を繰り返せば、自然と速読が出来る様になりますし、メモしなくても頭の中で書き下しが出来る様になります。是非漢文を読みたい方はお試しあれ。当然人によって合うやり方と会わないやり方はあるので自分でやりやすいやり方を見つけるのがいいと思いますが・・・。私はこのやり方が一番いいと思っています。

ではでは、皆さん、ぜひ漢文読みの同志になりましょう!!